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新築マンションは買うべき?都内の価格が高すぎる理由と後悔しない選び方【2025年版】

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マイホームの購入を考えている人にとって、やはり新築マンションは憧れの対象。

特に東京都内のタワーマンションには芸能人が住んでいるというイメージもあり、ラグジュアリーな暮らしに魅力を感じる方も多いでしょう。

ですが2025年現在、都内の新築分譲マンションは平均価格が【1億円超え】と、かつてないほど高騰しています。

一般の会社員世帯にとっては、今すぐに購入を決断するのは慎重になるべきタイミングかもしれません。

この記事では、新築マンションの落とし穴と価格高騰の背景、今後の見通し、そして購入する場合の注意点を実体験を交えながら解説していきます。


新築マンションが高すぎる理由と4つのデメリット

新築マンションには、以下のような隠れたデメリットがあります。

① 広告費・人件費などが価格に上乗せされている

新築マンションの販売価格には、テレビCMやチラシ、モデルルームなどの宣伝・営業コストが含まれています。

同じエリア・広さでも、中古より数百万円高く設定されているのはこのためです。

② 一度住んだだけで「中古」扱いになり、価値が大幅ダウン

「新築プレミアム」と呼ばれる価値は、最初の所有者が入居した時点で消えます。

たとえ築1年でも中古扱いとなり、資産価値がガクンと下がるケースも。

③ 住宅ローンが中古より高くなることも

金融機関によっては、新築のほうが金利条件が不利になったり、諸費用が高くなるケースもあります。

④ 建物完成後の不具合リスク

杭の偽装問題や、壁からキノコが生えたニュースなど、新築ゆえに発覚していない問題が後から出てくることも。

構造が落ち着くまでに時間がかかることもあり、最初の数年は注意が必要です。


2025年の都内マンション価格はなぜ高い?

2025年3月時点、都内の新築分譲マンション平均価格は【1億485万円】

東京都23区内では、70㎡クラスのマンションが【1億5000万円】を超えるエリアもあります。

この背景には、以下の要因があります:

  • 建築資材・人件費の高騰
  • 土地価格の上昇(特に都心部)
  • 建設業界の人手不足
  • 供給戸数の減少(良立地の土地が枯渇)

特に「立地が悪く、狭い物件」でも価格が下がらないのは、需要を超えた供給不足が続いているからです。

比較項目 新築マンション 中古マンション
価格 高い(宣伝費・人件費含む) 割安で交渉余地あり
資産価値の下落 入居直後に大幅ダウン 購入時点ですでに下がっている
購入の安心感 最新設備・瑕疵担保あり 現物確認が可能
選択肢の幅 立地・間取りに限りあり 希望条件に近づけやすい

それでも新築マンションを買いたい人へ 後悔しないチェックポイント

「それでもやっぱり新築に住みたい!」という方もいらっしゃるでしょう。

そんな時は、以下のチェックポイントを意識して選んでください。

✔ 立地の資産価値を確認する

  • 駅から近いか
  • 再開発エリアか
  • 将来的に売却・賃貸しやすいか

資産価値の落ちにくい物件は、多少高くても長期的に見て損が少ないです。

✔ 管理費・修繕積立費の将来を見据える

  • 新築時は安くても、将来的に倍以上になるケースも
  • 10年後の「大規模修繕」に向けた計画がしっかりしているか

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実体験 私の周りのマンション購入「成功」と「失敗」

成功例:品川駅近くに新築を買った友人(20年前)

当時は発展途上だった品川エリアが、今では新幹線・リニアで資産価値が大幅アップ。

見通しの良い立地選びが大成功に繋がったパターンです。

2025年においても、品川駅近辺は更なる再開発中。

隣接する高輪ゲートウェイ駅の本格街開きも間近ということで、更なる資産価値アップも見込まれます。

失敗例:地方転勤先で新築購入した友人

転勤族にもかかわらず、あまり何も考えずにその土地にマンションを購入。

1年後に転勤が決まり、早々に売却する羽目に。

築浅でも「中古扱い物件」となり、大きく損をしてしまったようです。


結論 今は「高騰ピーク」の可能性。無理な購入は避けて

今の新築分譲マンション価格は、「金利が低いうちに買っておこう」という需要が後押ししている状態です。

しかし今後、金利が上がれば購入希望者は減少し、価格が調整される可能性も。

私のおすすめは、

  • 資産価値の高い【中古マンション】の検討
  • 転勤の多い人は【賃貸+社宅補助】で身軽に動ける暮らし方

無理に今買う必要はありません。 「買うタイミング」より「売っても損しない物件」を選ぶことのほうが大切です

すずり
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