犬と暮らしていると、フードや医療費と並んで気になるのが「美容院(トリミング)」の費用です。
犬種によっては毎月通う必要があり、年間数万円以上の出費になることも。
節約したい気持ちはあっても、清潔や健康管理は妥協したくないですよね。
今回は、犬の美容院の基本、犬種ごとの必要性、費用の目安、そして私が実際に行っている節約ケアの方法をご紹介します。
特に、東京都内でのペットスパ体験を通じて感じた「値段以上の価値」にも触れますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
犬の美容院ではどんなことをしてくれる?
多くのサロンで行われるケアは、以下のようなものです。
- シャンプー・ドライ
- 毛のカット(全身または部分)
- 爪切り
- 肛門腺絞り
- 耳掃除
- 足裏・お尻のバリカン処理
これらのケアをすべて家でやろうとすると、技術も道具も必要でハードルが高くなります。
とくに肛門腺絞りや爪切りなどは失敗すると犬にケガをさせてしまうリスクもあるため、プロの手を借りることは安心にもつながります。
犬種によって必要なケアが違う!
犬種 | カットの必要性 | シャンプーの頻度 |
---|---|---|
チワワ(スムース) | ほぼ不要 | 月1回でOK |
チワワ(ロング) | 状況により部分カットあり | 月1〜2回 |
トイプードル | 必須(1ヶ月に1回) | 2.3週間に1回 |
マルチーズ | 必須(1ヶ月に1回) | 2.3週間に1回 |
柴犬 | ほぼ不要 | 月1回、換毛期は頻度増 |
美容院に通うべきか、自宅ケアで十分かを見極めるには、犬種ごとの特徴を理解しておくことが大切です。
チワワのようにカットが基本不要な犬種でも、部分的なケアは必要なことがあります。
トリミングの費用相場は?
- 小型犬:5,000円〜8,000円
- 中型犬:8,000円〜12,000円
- 大型犬:12,000円以上
内容によってオプション料金が追加されたり、「毛玉取り」があると+1,000円前後かかることもあります。
また、都市部ほど相場が高めな傾向もあります。
スポンサーリンク
【体験談】わが家のチワワのケアと美容院との付き合い方
私の愛犬(チワワ)は、数カ月に一度、ペットスパでシャンプーコース(肛門腺絞り・足裏バリカン・爪切り付き)をお願いしています。
それ以外は、毎月私が自宅でシャンプーと、足裏やお尻周りなどに簡単なバリカンを担当。
部分的なケアなら自分でもできると感じています。
ただし、肛門腺絞りと爪切りはどうしても苦手で、病院でやってもらうこともしばしばあります。
ペットスパは毎回行くと高くつきますが、数カ月に一度などたまに行くことにより、愛犬にとって「気分転換」にもなりますし、私自身にとっても「ケアを一休みできる」良いタイミングにもなっています。
美容院代を抑える5つの工夫
- 自宅でできるケアは自分でやる(ブラッシング、シャンプー)
- 毛玉を防ぐことで追加料金を回避
- 美容院はカットなしの「ケアコース」だけ利用
- 回数券・クーポンがある店舗を選ぶ
- ペットバリカン・犬用ドライヤーを活用する
▼我が家で使っているバリカン。小回りが利いて使いやすいです。足裏、お尻周りに。
東京都内で見つけた「ちょっとうれしい」ペットスパ
私が利用している東京都内のペットスパは、単なるトリミングサロンとは違って、飼い主にも犬にもやさしいサービスが整っています。
たとえば…
- 数時間の預かり対応
- 毎回の体重測定・ボディチェック
- ケア後に季節ごとに変わるかわいい背景での写真撮影サービス
価格だけで見れば、美容院は「節約の対象」に思えます。
でも実際には、こうしたサービスに価値を感じられるかどうかが大切だと感じています。
サービスの質まで含めて考えると、安心と喜びのある出費として納得できるのです。
東京都内でペットスパを選ぶときのポイント
都内にはペットサロンがたくさんありますが、以下の点をチェックすると満足度の高いスパに出会えると思います。
- ケア内容が明確か(料金、所要時間、オプションなど)
- 健康サポートや飼い主向けサービスがあるか(体調チェック、写真撮影など)
- GoogleレビューやSNSの口コミが信頼できるか(「丁寧さ」や「清潔さ」もチェック)
更には、一度お願いしてみて、「色々なケアや商品購入を勧めてこないか」、「安いケアだけでも快く引き受けてくれるか」などを確認しておくのも良いですね。
清潔は健康と金運アップの第一歩?
犬の美容やケアは、単なる見た目のためではなく、健康を守るうえで大切な習慣です。
皮膚の状態、体臭、被毛のトラブルなど、病気の早期発見につながることも少なくありません。
さらに、スピリチュアル的な視点でいえば、「清潔に保つこと」「毛を整えること」は、運気の巡りをよくするとも言われています。
飼い主自身も身の回りが整うと、自然とお金との向き合い方もクリアになるかもしれません。
まとめ:愛犬にも自分にもやさしいケアを見つけよう
犬の美容院代は、たしかに節約したくなる出費のひとつ。
けれども「全部を削る」のではなく、「どこまで自分でできるか」「どこをプロに任せるか」を見極めていくことで、心地よく続けられるバランスが見つかるはずです。
チワワのようにカット不要な犬種でも、足裏や肛門まわりのケア、清潔維持は重要です。
必要なところにはお金をかけつつ、できる工夫で出費を抑える。そんなやさしい節約のかたちを、これからも模索していきたいと思います。